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真っ暗闇の効果

お化け屋敷といえば闇。

暗い空間を想像してますよね

 

この闇ですが、主に2種類があります。

 

薄暗闇と真っ暗闇です。

 

前者は暗闇の中、照明を使ってある一定の明るさを保っている状態を指します。

後者は、照明などはほぼ使用せずに、見渡す限りの闇を指します。

 

どちらが怖いか?は個人差があると思いますが、ぼく個人の意見を言うと

薄暗闇の方がメリットが多い

と思います。

 

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まずは真っ暗闇のメリットを考えてみましょう。

 

真っ暗闇のメリット=想像力を活性化できる

 

真っ暗闇では、視覚情報が全く入ってこなくなるため、自分でこの先に何が待ち受けているかを嫌でも想像してしまいます。特にお子様にとっては効果絶大です。

 

この点においては、薄暗闇よりも真っ暗闇の方が簡単に想像力のアクセルを踏ませる事ができます。

 

ただ一方で、このデメリットがメリットを消してしまう可能性があるのです。

 

真っ暗闇のデメリット=危険

 

真っ暗闇はとても危険です。先が見えないため、壁にぶつかってしまう可能性があります。

そして、手探りしながらぶつからないように試行錯誤しているうちに、気づけば怖い想像のことなど頭から飛んでしまいます。

 

思考の流れが

 

何か怖いものがいるかもしれない → うわ壁だ 危ない → 壁にぶつからないようにしないと

 

という風になってしまい、想像力のエンジンが止まってしまうのです。

 

一方薄暗闇では

ライティングを工夫することによって、暗闇よりもはるかに深い想像力を引き出す事ができます。

 

例えば、廊下の奥にある女性の人形

この人形に輪郭がうっすら分かるぐらいの明かりをあててあげます。

 

そうすると表情がいい具合に見えなくなる。

人間は表情がうかがえない事に不安感を感じます。

そして、実際人形が表しているよりも恐ろしい見た目を想像してしまうのです。

 

薄暗闇では演出の手法に幅が出る

そのため 僕は薄暗闇派の人間なのです。

 

 

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