『死霊館のシスター』から考える”ビックリ”の法則
先日 最新作ホラー映画
『死霊館のシスター』
を観てきました!
大人気ホラー映画『死霊館』シリーズのスピンオフ作品にあたるこの映画
驚かし方が上手いんです!
ホラー映画好きでお化け屋敷を創るぼくですら、5回ぐらいビクッとなってしまいました。
なぜこんなにも”ビックリ”させられるのか、その訳を分析してみました。
“ビックリ”の法則
ビックリさせられたシーンを分析してみると、ある法則が浮かびあがってきました。
どのシーンでもある一定の間がとられていたのです。
来るか?来ないや、ギャー
映画のネタバレを防ぐために、お化け屋敷を例にして解説をしてみます。
あなたは一本道を歩いています。
突き当たりで道が左にカーブしています。
さらに、カーブ手前には人影があります。
この人影、人形か人か分からない。顔がローブで隠されてしまっているのです。
あなたはこう考えます。
「あの人形が動き出すのではないか?」
警戒しながらカーブに差し掛かります。
人形の顔を見ながら角を曲がる。
なんだ 動かないのか
そう思った瞬間、いきなり壁が開きお化けが出てきます。
死霊館のビックリポイントは
全てこのタイミングで構成されているのです。
来るか?
=
人形が動くかも?襲ってきそう!
来ないや
=
人形を通り過ぎる。なんだ、来ないのか。
ギャー
=
お化け登場
来るか?来ないや、ギャーの間
の効果は絶大です。一言で言えば、
観客の期待よりもワンテンポずらした演出
に絶大なビックリ効果がうまれるということです。
お化け屋敷にもこの法則はあてはまります。
みなさんがビックリした仕掛けにも、この法則が当てはまらないか思い出して見てください!
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